地元の山の上で合コンパーティー

昨年2017年の夏、34歳の私は中学時代の男の友人と2名と合コンをしようという話になった。

 

情けないながら3人共に未婚で彼女もいない。いい加減アクションを起こそうということで、友人Aの職場の女友達に幹事になってもらい3対3の合コンをすることになった。

 

場所はというと地元にある山の中。僕たち3人は同じ中学校に通い野球部に所属していた補欠3人組だった。

 

練習をさぼってはその山に歩き、野原の上にある木目の椅子に腰をかけ、テーブルにうつ伏せになっていた。3人共その過去の思い出が懐かしく、夏で涼しいことから敢えて山の中で合コンをしようということになった。

 

当日、友人Aは女の子を迎えに。そして残った僕と友人Bは山で待機していた。遅れて友人Aと3人の女の子が山を登ってきた。山の中なんてあり得ないと思われそうだったが、普通ではない環境からか、女の子達のテンションは高い。

 

ケラケラ笑っていた。それぞれ自己紹介をし、おなじみのテーブルにアルコールと食べ物を並べて合コンが始まった。時間は夕方の16時前。それぞれが中学校時代の自分たちについて笑い話をし思うがままに時間を過ごした。

 

そして19時には辺りが真っ暗になった。お酒もだいぶまわってきて僕らは自然と3つの男女ペアーになって、それぞれがチークタイムを過ごした。僕は一番好みだった身長の高い細身のB子ちゃんと場所を移し、地べたに座りながらお互いのことを沢山会話した。

 

良い雰囲気になりお酒にも助けられてキスをした。結構長い時間が経ったと思うが、流石に明日仕事があるため元いた場所に戻り皆を探し始めた。先に友人Aとペアの女の子がいたが、友人Bと女のがいない。

 

大きな声で叫んで読んでみたが応答がない。終電がなくなってしまうため手分けして探すと、Bと一緒にた女の子が原っぱの上で泥酔し寝っ転がっていた。無事に見つかり良かったと思っていた矢先、傍にBがいない。

 

山の中は真っ暗で何も見えない。そして最悪なことに懐中電灯を持っていなかった。Bが行方不明のまま一旦下山することにした。だいぶ心配だがBも34歳の良い大人。自分のことは何かあれば自分で何とかするだろうと、皆は思っていた。

 

合コンを行っていたのは山と言っても高い山ではない。10分くらい茂みを登ればすぐ着く距離にあるため、下山は周囲が見えなく危険だったが時間を要さずに降りることが出来た。

 

しかし、その際、驚くべき物体を目にした。何人かの女の子が発狂した。

 

何と見失っていたBが血まみれになって山のふもとに倒れていたのである。どうやら酔いつぶれて傾斜を一気に下った様子。草木にまみれていた。

 

後にBが右肩を骨折していた事実も大きな笑い話となったが、6人で何度か食事をしたり遊ぶようになった。

 

結果誰一人としてカップルは生まれなかったが、今後行うことがまずないであろう真っ暗な山の中での合コンパーティは思った以上に楽しく、女の子によってはいつも以上に楽しんでくれる子も多そうで、新たな発見であった。